過激派ヴィーガンはロールプレイングゲームをプレイしたほうがいい。
お久しぶりです。ISSです。動画編集に打ち込むために2週間ほど休止していたのですが、ひと段落ついたので再開することにしました。
動画編集に打ち込みたいので今月末までブログを休止します(ネタ切れのピンチでもあった)
— ISS (@vitamin_boy155) 2019年5月13日
最近Twitterでヴィーガンが話題になってます。一応ヴィーガンの定義について説明しますと、動物の肉を食べないのがベジタリアン、それだけでなく動物から得たもの(牛乳、卵など)も食べないのがヴィーガンです(動物の毛皮を使わないヴィーガンもいます)。そんなヴィーガンですが、最近一部の人たちが過激な発言をして炎上するといったことが起きてます。今回はヴィーガンについて考えてみようと思います。
まず、僕はヴィーガンでもベジタリアンでもない普通に肉を食べるような人です。僕は自然界には食物連鎖があり、人間は頂点にいるのだから人間が牛肉や鶏肉を食べるのは自然の摂理だと考えています。ってか肉食べないと栄養バランス崩れるし。ただ、食肉用として育てられる牛や豚がかわいそうという主張もわからなくもないです。フライドチキンになる鶏は人生の中で首を切られる直前になって初めて空を見るという話を聞いたことがありますし、宮沢賢治の作品「フランドン農学校の豚」を読んだりすると、生まれ変わっても養豚場の豚にはなりたくないなと思います。そういう動物をかわいそうだと思いヴィーガンになるという主張もあながち間違いとは言い切れません。
まあ、僕は基本的に他人の価値観を尊重するべきだと考えているのでヴィーガンの人は勝手にヴィーガンを続ければいいし、外野がとやかく言うことではないと思います。それで体調不良になったのならあくまで自己責任ということで。
ただ、この前過激派ヴィーガンの人が肉フェスに来てヴィーガンの持論を主張するということがありTwitterで炎上しました。僕はこれはいけないと思います。この場合過激派ヴィーガンの人々は非ヴィーガンの価値観を尊重しておらず、自分の意見を押し付けているからです。勝手に自分たちでヴィーガンをやればいいのになぜその価値観を人に押し付けようとするのかと。
お台場の肉フェスにて
— りょう (@D3Hj1KtuDqHzxj7) 2019年4月29日
楽しい気分が台無しだ。
過激派ヴィーガンは自分の思想信条を正しいと思い込み、そのうえ他人にこのように強制的に押し付ける…。
反社会的な行動をしている自覚はあるのか。カルト宗教と同じやん…。
不愉快でした。楽しかったのに悲しい気分。#肉フェス#ヴィーガン pic.twitter.com/BAZkUOZ9Gf
おそらく彼らが自分の主張を押し付けようとするのは自分たちの主張が絶対に正しいと信じて疑わないからでしょう。そして肉を食べる人達は「悪」だから、正しい方向に導くために肉フェスにいってヴィーガンを主張するのです。
ただ、肉フェスに来る人など過激派ヴィーガンと最も相容れないような存在ですし、過激派ヴィーガンからすれば「邪悪」その物でしかないのになんでそんなところから攻略しようと思ったのかなと思います。ヴィーガンは少数派であるため突然公の場で大衆に持論を主張してもなかなか支持を得ることは難しいと思います。RPGでいうならゲームを始めてすぐの装備で魔王に向かっていくようなものです。はっきりいって無謀です。それでは彼らはどうすれば良かったのでしょうか。
RPGは雑魚キャラを倒しまくって自分のレベルを上げて魔王を倒しに行くのが鉄板の流れです。過激派ヴィーガンの人々もいきなり肉フェスに来るような人々を説得しようとするのではなく、ベジタリアンなど比較的考えが近い人達から説得するべきだと思います。そういう地道に支持を増やし続けて一大勢力と呼ばれる程に大きくなってから肉フェスに突撃しに行くのが良いと思います。過激派ヴィーガンの人々はRPGからこのような戦略を学びましょう。