あいえすえすのだいありー

あいえすえすのだいありー

大学1年生です。140字では収まらないような事を書きます。diaryじゃなくてdialyになってるのは内緒

リカバリー力

 一昨日から北陸一人旅行を楽しんでるISSです。今僕はマンガ喫茶にいます。つまり、マンガ喫茶のPCでこのブログを書いています。ほかにマンガ読むなり楽しみ方はあると思うのですが、結局こんなブログを書くことをしています。まあいいや、これでも自由を満喫できてると感じるし。


 さて、予定では僕はこんなマンガ喫茶ではなく長岡のホテルにいる予定でした。なのに僕は今、さっきからずっと言っているようにマンガ喫茶にいます。そうなってしまった経緯やこれらを通して学んだことを書いていこうと思います。

 まず今日は富山駅周辺を軽く見た後、黒部ダムに行きました。などと簡単に書きましたが、富山駅から黒部ダムまで行くのはものすごく時間がかかります。電車で一時間バスで一時間その後いくつものケーブルカーやロープーウェイなどを使って移動したので黒部ダムにつくのに3時間以上かかりました。これ信じられ無いのですが富山駅黒部ダムも同じ県にあるのに移動に3時間以上かかるのです。まじかよ。東京横浜間なんて県またぐのに1時間あればいけるぞ。さて、3時間以上かけて向かった黒部ダムは絶景でした。黒部ダムは想像していた以上に巨大であり、また飛び出す水の勢いもすさまじかったです。真上から水が落ちる光景を見たときはあまりの高さに恐怖で震えました。

 さて、僕は黒部ダムに予定よりも長くいました。そしていざ黒部ダムから富山駅へ、そして富山駅から長岡に行くという段階で本来乗るはずだった電車がもう来ないことに気付きました。一応長岡まで行くルートはあるにはあるのですが新幹線を2回も使わなければならずクッソ高い料金を払わなければならないという状況になってしまいました。大ピンチ。この状況で僕はとても悩みました。この状況を打破するための最善策は何かを。そして下した判断は、ホテルはキャンセルして(料金は返ってこない)新幹線を使わずにどこかマンガ喫茶がある駅で降りようというものでした。これがトータルで考えて一番お金を使わなくて済むと考えました。正直、この判断を下すのには勇気がいりました。せっかくホテル代を払ったのにそれが無駄になってしまうからです。それでも僕はこの判断が一番お金をつかわずに済むと考えて決断をしました。今冷静になって考えてみましたがこの判断はベストであったと思います。これが僕が今マンガ喫茶で泊まっている経緯になります。

 今、改めて思い返してみますと今回の一連の事件の中で僕は人間が生きていくうえで大事な力を発揮したとおもいます。それは、「判断力」と「決断力」、そして「リカバリー力」です。あ、最後の奴は僕の造語です。最後の文字は「ちから」なので「りかばりーりょく」と読みます。「りかばりーか」ではありません。

 まず、判断力。判断力が生きてくうえで重要であることは当たり前といえば当たり前ですが、いざ判断力を求められる状況になったときになかなか正しい判断を下すのは難しいと思います。特に今回、僕自身が少しパニックになってましたのでこのような状況でも正しく判断を下せるようにするべきだと思います。

 次に、決断力。これもよく重要であるといわれます。ただ、決断をするには相当な覚悟がいります。今回の場合ですと、マンガ喫茶を利用するということはすなわちホテル代が無駄になるということを意味しますし、そうなると躊躇してしまいがちです。この決断力をつけるために僕は一番良いとおもったらすぐに実行することが大事であると思います。カエサルルビコン川を通過するときに「賽は投げられた」と言ったことは有名ですが、このように賽を実際に投げることが決断力をつけることにつながると思います。

 最後に、リカバリー力。ハプニングというのは想定外のものであり、そのようなことが起きるとパニックになってしまい正しい判断や決断を下すことができなくなりがちです。このような状況で落ち着いて対処して次善の策を探し出す力、すなわちピンチの時に判断力と決断力を発揮できる力をリカバリー力と呼んでいます。人間誰でもミスはします。重要なのはミスをしたあとにどれだけうまく対処できるか、つまりどれだけリカバリー力を養っているかだと僕は思います。この力をつけるにはとにかく落ち着くことが大切です。そして落ち着くために一番重要なことは「焦っても状況は変わらないからこの中で最善の策を探すべきだ」と考えられるようになることだと思います。

 などと、ここまで偉そうに語ってきましたが、そもそも僕がもっと乗り物の時刻を把握していれば今回の事故は防げたはずです。これからはもっと入念に準備をして旅行に行こうと思います。