あいえすえすのだいありー

あいえすえすのだいありー

大学1年生です。140字では収まらないような事を書きます。diaryじゃなくてdialyになってるのは内緒

感情の波に呑まれてはいけない

煽り運転をした上に人を殴った男が逮捕されたそうです。まあ逮捕されて当然でしょうね。煽り運転の何が楽しいのでしょうか。車運転したことのない僕には全くわかりません。

さて、この男が人を殴っている映像が公開された当初からネット上では義憤に駆られる人々が多くいました。さらにネット民が調査したことによりこの人は過去にもこのようなことを繰り返していたらしいことが発覚すると、この人への怒りは強くなってきました。そして今回逮捕に至ったわけです。僕はこの人に厳罰を望みます。そりゃ煽り運転は危険ですし、常習犯だそうですし、おまけに人を殴って怪我を負わせましたので厳罰に処すべきでしょう。法律をよくわからない僕の感覚だと懲役7〜10年+罰金いくらかって言ったところでしょうか。法律に詳しい方、コメント欄でご指摘願います。

ただ、ネット上では死刑にしろとの声が一定数挙がっています。法律に詳しくない僕ですが流石に死刑は行き過ぎだと確信を持って言えます。人を一人殺したケースですら死刑になる事はあまりないのに、ましてや煽り運転を何回かやって人を殴った程度で死刑になるのは滅茶苦茶な話ですし、罪刑法定主義にそぐわないと思います。

多分、こういった発言をする人はこのことを分かっているとは思います。流石に煽り運転程度で死刑になるのはおかしいと。しかしどうしてこのような発言をしてしまうのでしょうか。

僕はこれはネットの感情の渦に飲み込まれてしまったからだと思います。Twitterで犯人の男が殴ったり煽り運転をする映像が上がる、それに対して犯人に対する怒りのリプライが飛んでくる、さらに犯人の黒い過去が発覚する、それに対して怒りのリプライが飛んでくる、これらのツイートを見て行くうちにだんだんと犯人に対する怒りが湧いてくるのです。それでも見続けてしまうと怒りの感情に呑まれてしまい、つい感情的になってしまうのです。

と言うわけで、ネットを身過ぎて感情の波に呑まれないように気をつけましょう。主な対策方法としては、波に呑まれそうになったらネットから離れることです。深呼吸して落ち着いてからもう一度ネットに戻ってみましょう。大分冷静になれるはずです。

最後に少し関係ない話を。今ではそういった動画に広告がつかなくなったそうなので減ったようですが、一時期Youtubeで「〇〇が放った衝撃の一言に一同驚愕!!」とか「〇〇が××した理由がヤバすぎる!!」とか芸能人の裏側(ほとんどデマ)を伝える動画が流行していました。そのサムネの中から今回の件に関係しそうなものを拾ってきました。

こういう動画で収益を得る人には腹が立ちますが、サムネは面白いので、こういったサムネだけをこの人たちにはこれからも作ってもらいたいです。