あいえすえすのだいありー

あいえすえすのだいありー

大学1年生です。140字では収まらないような事を書きます。diaryじゃなくてdialyになってるのは内緒

「プロメア」を観に行って来ました。


昨夜、映画「プロメア」を観に行ってきました。映画の感想でも書いていこうかなと思います。以下盛大にネタバレを含みます。とりあえずここに「プロメア」を観たほうがいいとだけは書いておきますので、まだ観てない人はブラウザーバックをお勧めします。






















それでは書いていこうと思います。この文章を読んでいる人は既に観た人しかいないはずですが、一応あらすじを書こうと思います。

ある日突然、自分の意思とは関係なしに身体から炎を噴出する「バーニッシュ」と呼ばれる人間が誕生して世界が混乱に陥ります。それから30年後、なんだかんだで混乱は収まりつつあり、バーニッシュが引き起こした火災を始末するための「バーニングレスキュー」と呼ばれる消防隊が活躍しています。主人公のガロはバーニングレスキューのルーキー。かつて自分をバーニッシュ火災から救ってくれた司政官クレイを尊敬し、街を守るという信念を持っています。そんなある日、ガロはバーニッシュで構成されたテロ集団「マッド・バーニッシュ」のボス、リオと戦うことになります。リオとの戦いの中でバーニッシュも人間であるということ、バーニッシュは炎を燃やし続けなければ生きていけないこと、バーニッシュであるというだけで不当に差別を受けているということ、そして、ガロが尊敬していた司政官のクレイがバーニッシュを人体実験に利用しているという事をガロは知ります。さらに、クレイから地球が半年以内に滅びるということ、そのために地球を脱出する宇宙船の計画が進行しているが、その燃料がバーニッシュの炎であるということ、燃料となったバーニッシュはやがて死ぬということを聞かされます。ガロはバーニッシュを犠牲にする計画に怒りを覚えます。一方その頃、クレイによる、燃料とするためのバーニッシュの捕獲計画も進行してました。ガロはこの計画を阻止するためにリオと協力してクレイと戦うという感じです。ここからバーニッシュがどうして生まれたのか、地球はどうして滅びようとしているのか、そもそもタイトルの「プロメア」とは一体何なのかなどが明らかになっていくのですが、めんどくさいので割愛します。

ここから感想を書こうと思います。

アツい。

この一言に尽きます。作画といいセリフといいBGMといいカッコよかった。そこから繰り広げられる戦闘シーンはアツかったです。

まず、初出キャラや必殺技の名前が背景に出てくる。これがまたカッコいい。

また、ガロとリオの戦闘シーンもカメラワークのおかげでものすごくカッコよく仕上がってました。ガロの掛け声といい、装備といい、僕の中の中学2年生を燻るようなものばかりでした。

アクションシーンばかりではなく、ストーリーもちゃんと構成されたものとなっており、バーニッシュへの不当な差別を社会の状況を上手に描写することによって浮き彫りにしてますし、さらに伏線もちゃんと回収されているところも評価が高いです。

そして最後の戦闘。少し間延びした感が否めませんでしたが、序盤の戦闘シーンで見せた技を進化させてまた出してきたのはアツかった。ガロとリオの共闘も見ていて胸が熱くなりましたし興奮が止まりませんでした。

この映画に文句をつけようと思えばいくらでも付けられます。アクションものあるあるですが、最後にガロの気合と根性でどうにかするところは無茶苦茶だといえば無茶苦茶ですし、近未来的な世界なので都合よく技術が存在しているかと思いきや、肝心なところでは技術が追いついてないとなっているところは少し無理があるかなと思います。どう考えても、船をワープさせるよりも地球のマグマを抑える方が簡単なように思えますし。それでも、アツく興奮するような展開の中ではどうでもよくなってしまうのです。あまり深く考えずにただ熱を感じ取る。これが「プロメア」の正しい見方なのです。

というわけで皆さん。「プロメア」を観に映画館に足を運んでください。