左利きであるということ
皆さん。平成最後(或いは令和最初)のGWをどのようにお過ごしですか。僕は今、九州旅行をエンジョイしてます。
突然ですが、僕は左利きです。今回は左利きの話をしようと思います。
ユニバーサルデザインによって、高齢者の方々や障害者の方々でも使いやすいように工夫された道具が増えています。そんな今でも、左利きの人々への配慮が欠けた道具がまだまだ多いです。
①自動改札機
あれほとんどが右側に切符口やPASMOをタッチするところが置かれています。左利きの人は腕をクロスさせてタッチしなきゃいけない。後ろから人が押し寄せて来てる時にもたついてしまうのはすごく申し訳ないです。
②お玉
お玉の中には注ぎ口が付いたものがあります。
これも右利き用のものがほとんどです。つまり、右利きの人は注ぎ口内側に向けてスープをよそうのに左利きの人は外側に向けなきゃいけない。これが結構大変なんです。
③〜道
僕は剣道、書道、弓道をやったことがあります。これら全てに共通するのは、作法が右利きの人のためにあるということです。右利き左利き関係なく剣道は右手を前にして持てと言われますし、書道は右手で書けと言われますし、弓道は右手で引けと言われます。この時点で左利きの人は不利です。上手くなる前にまず右利きのようにならないといけないからです。
さて、ここまで左利きのデメリットを挙げてきましたがメリットを挙げてみましょう。
①テニスで有利
左利きの人がテニスをするとボールの回転が右利きとは逆方向にかかります。相手は左利きの回転に慣れていないことがほとんどなので試合では有利に働きます。これはテニスだけに限らず卓球でも見られます。実際、プロの中には左利きの人が結構な割合でいますし、わざわざ右利きから左利きに矯正する人もいるほどです。
②テニスのハイタッチ
またテニスの話になりますが、ダブルスでポイントを取った時などにペアとハイタッチをします。このハイタッチですが、右手でやるのが礼儀だと言われています。この時、右利きの人はわざわざラケットを持ち替えてハイタッチする必要がありますが、左利きの人はそのままハイタッチするだけでいいのです。
このように左利きにもメリットがあることがわかりました。僕自身、左利きに生まれた自分のことを別に呪っているわけではないですし、むしろ左利きというレアな属性を持ったことを嬉しくも思います。ユニバーサルデザイン的な欠点はこれから先解決されていくと思いますし、それも考慮すると左利きはこれから先、生活の足枷ではなくなると思います。
最後に何故僕がこんな記事を書いたかについて。高校時代の同級生からツイッターで以下のようなDMが送られてきました。
英語勉強しなきゃ…